宮司だより
令和7年10月19日(日)9時〜11時『第45回宮司と学ぶ〜神道〜』を開催します。今回のテーマは「山の信仰」です。
今から15年ほど前、若い女性の間で登山がはやり、「山ガール」という言葉が広まりました。現在登山は、ハイキングのように手軽なレジャーとして幅広い年代で親しまれていますが、かつて登山は信仰の側面が強いものでした。
江戸時代には「江戸八百八講」といわれるように、富士山が大変多くの人々から信仰を集めていました。富士山を信仰する人々は、富士山に登ったり、富士登山を疑似体験する富士塚を造ったりしました。
富士山のほかにも、出羽三山(山形)、大山(神奈川)、八海山(新潟)、御嶽山(長野・岐阜)白山(石川・岐阜)、石鎚山(愛媛)、英彦山(福岡・大分)など、日本各地には数多くの「霊峰」とよばれる、信仰をあつめる山があります。これらの山々では、特色ある独自の信仰が生まれ、各地に広まっていきました。
今回は、霊峰とよばれる日本各地の山の信仰を解説し、その歴史や特色を学びたいと思います。
お申込みは社務所(03-3429-0869)または本ウェブサイトの右上の「お問い合わせ」にお名前、人数、電話番号、メールアドレスを添えてお願い致します。
令和7年9月28日(日)9時〜11時『第44回宮司と学ぶ〜神道〜』を開催します。今回のテーマは「ご神体、依代、三種の神器」です。
神社において、神様が宿っているとされる礼拝の対象をご神体といいます。鏡や剣などが多いですが、奈良の大神神社では山そのものがご神体とされるなど、その形態は一様ではありません。
神社のご神体に限らず、お祭りの場で神様が降りられる場は依り代と呼ばれています。依り代は御神木などの自然物や、柱や御幣などの人工物、さらには、人間に神様がおりることもあります。
伊勢神宮のご神体の鏡、熱田神宮のご神体の剣、そして宮中の勾玉は三種の神器と呼ばれ、皇位のしるしとされています。
今回の宮司と学ぶでは、これらの神様が宿るとされ、尊ばれてきたものについて、解説します。
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前回、6月29日のテーマは「神宮Ⅱ」でしたが、次回の7月27日(日)9時〜11時のテーマは令和4年12月18日にお話ししました「伊勢神宮の秘密」(再)にしました。
内宮に続く道の両脇に以前灯籠がありました。そこには上向きと下向きの二等辺三角形があり、それは六芒星の形をしていました。六芒星といえば「ダビデの星」とも言われ、神宮とユダヤの関係をまことしやかに話す人もおりました。
これは六芒星ではなく気学で説明がつくものです。
「神宮」を気学的に見るととても興味深いことが分かるのです。また、それだけでなく外宮、内宮の別宮などにも触れたいと考えています。
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