宮司だより

宮司だより

  • 【NO.477】2016.08.09
先日、ある女性がご主人と共に訪ねて来てくださった。
ある女性とは数年前まで十年以上にわたって経理業務を担当してくださっていた女性だ。
退職し、定年間近なご主人と他県に移り住み、また東京に帰ってきたそうだ。
最近、病を患ったそうだが、今はとても元気そうだった。
お参りがしたいというので、一緒に拝殿に上がると「ずっとお参りに来たかった」と喜びながらその目には涙を溜めていた。
お参りの後、健康のことなどを中心にいろいろと話をしたのだが、その内容も楽しかったが、何よりも来てくれたことが何よりも嬉しかった。そして心からお参りに来たいと思い、お参りに来てくれたことが何よりも嬉しかった。
そして同時に、そんな風に神を思い祈る心に神様はお力を添えてくださるんだろうな。
そんな気がした。
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