宮司だより
中部電力が営業損益が1300億の黒字を見込んでいたところ、1000億前後の赤字になる見込みになってしまったという。
これは政府の要請によって浜岡原発を停止したため、火力発電の燃料である石油と液化天然ガスの調達費用がかさむことによる。
国の施策で原子力発電所を作らされた電力会社が、今度は国の命令で原子力発電所を停止させられた。
いうまでもなく中部電力は、民間企業である。
株価が下がり損をした株主は一体どうなるのだろう。経営が悪化して社員たちの雇用はこの先どうなるのだろう。
原子力発電所がなくなり、太陽光や風力ほかの再生可能エネルギーに転換するのは賛成だ。
しかし、国内電力供給の20%以上をまかなう原子力発電が無くなった場合、10%に満たない再生可能エネルギーをいかにして増やしてゆくのか・・・
産業としての原子力発電。技術としての原子力。原子力技術の研究は・・・
策は未だ一切提示されていない。
プロ野球がすごく好きなわけではない。しかし、数年前に日本シリーズで対戦したジャイアンツ(5位)、西武(6位)、両者の低迷振りを見ると多いに気になってしまう。
昨年の12月に「平成二十三年辛・卯(かのと・う)はこんな年」と題した桜メールを配信した。
その中で、「辛(かのと)」は(中略)上に向って干(おか)す意があり、今まで下に伏在していた活動エネルギーが、矛盾や抑圧を排して上に発現する、と書いた。
ラグビー日本代表が17年ぶりにフィジーを破ってIRBパシフィック・ネイションズ・カップ2011で初優勝を果たした。
また昨日未明、ドイツで行なわれたFIFA女子ワールドカップで「なでしこジャパン」が初優勝の快挙を成し遂げた。
共に非常に嬉しい出来事で、日本人として誇らしく思うのだが・・・
今年3月に発生した地震も「地下の溜まっていた活動エネルギー」が発現したものであろうし「下が上を脅かす年なのだな」とつくづく感じた。
日本の女性が大活躍−なでしこジャパン、W宮里−
女子ラグビーの日本代表は、男性の日本代表の選手と同じような体格をもった海外のチームと戦わなければなりません。
そうなると勝つにはやはり厳しいものがあります。
しかし、サッカーはスピードと技術、そしてチームワークがある程度のレベルまで達していると体格の差があっても互角に戦えるのでしょう。
なでしこジャパンがドイツを破り、世界の強豪と肩を並べる4強入り。
なんとも誇らしいですね。
でもサッカーだけではありません。
第2ラウンドを終えた時点ですが、アメリカで行なわれている全米女子オープンで、日本の宮里美香選手が1位に、そして宮里藍選手が2位という好位置につけています。
最終日の月曜日まで、こちらも目が離せませんね。
がんばれ、日本!!
膝の故障のため昨年末からできるだけ正座を控えるようにしていました。
そして、4月末に手術。
経過は順調でしたがやはり正座はすぐにできるようにはなりません。
昨日も朝は正座をすると痛みもあり少し不安でしたが、思い切って午後からの大祓は正座をしてみました。
痛くても我慢しなければと覚悟を決めて。
いざ、大祓となると不思議なことにちゃんと痛みもなく正座ができました。
ご神体の近くだったからでしょうか。
ご神事では、こういうことがたまにあります。