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社務所:宮司に相談

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ご相談

【お悩み】

会社や日常生活でいやなことばかり続きます。同僚から「祟られている」と言われたり、上司との信頼関係も崩れてきた気がします。

宮司より

休養を上手くとり、心身をリフレッシュするよう努めてみて下さい。

近所の神社に行き、お祓いをしてもらうのも良いと思います。何かイヤなことがあって気分がすっきりしない時、あなた自身の心身をしっかり祓ってもらうのはとてもよい事です。

周囲の人から「呪われている」「祟られている」などと言われても、今後は一切気にしないこと。上司の方から「信頼関係が崩れてきた」というのは、何か注意を受けたりしたのでしょうか? それとも自分の担当するはずの仕事を他の人に回されたりとか? また、言葉で「信頼できない」と言われたのでしょうか? もし、そうだとしたら、直接上司の方と話してみる必要があるように思われます。しかし、あなたが自分で、「最近、信頼されていない」と感じる程度でしたら、あなた自身が自分の仕事やキャリアに自信を持って、あなた自身の心の中から沸き起こる不安などを消し去ってください。

神前でのお祓いを受けることはとても良いことです。しかし、原因がその人自身の行動や心の持ち方にあり、それが改善されない場合は、悪い状況に戻ることもあります。

もし、お祓いをしてもらう時には、下記を参考にして下さい。

神社に行き、「最近イヤなことが身の回りに起こるのでお祓いをして欲しい」と神職に告げ、5千円~1万円程度を紅白の「のし袋」(コンビニで売っています)に入れ、表にご自分の名前を書き上部の真中に「初穂料」又は「玉串料」と書いて渡して下さい。この時に「お守りも授けて欲しい」と伝えておくと良いでしょう。

金額の多い少ないは、全く関係ありません。初穂料(はつほりょう)又は玉串料(たまぐしりょう)は、真心を込めて神前に捧げるものです。本来は村で取れた米とか農作物を神前にお上げしていましたが、それがお金になったものです。お祓いの対価として神職に渡すものではありません。多ければ良く効き、少なければ効かないという宗教家がいたらその人は信用しなくて構いません。ただし、神社によっては基本金額を定めているところもあります。個人のお祓いは大体上記金額の範囲内だと思います。

お祓いが終わったら「お守り」を受取り、肌身離さずお持ち下さい。そして、どうか大切に扱ってください。お守りは年末に神社に行きお返しします。その時にまた新しいお守りを社頭の授与所などでお受け下さい。